介護予防と保険適用外サービスで新たなビジネス展開

介護の新しい概念

介護とは、通常の生活を送るのが困難な方を補助することが目的のように思われています。

 

確かにそれも介護の範疇ですが、
最近では介護という言葉に新しい側面が表れているのです。

 

介護予防という言葉をご存知でしょうか?

 

介護支援制度において、
介護を利用しようとする人はケアマネジャーなどによって要介護認定を受けます。

 

要介護認定とは、どの程度の介護が必要か見極めることです。
要介護の度合いは5つに分かれており、介助が必要な人は介護サービスを利用出来ます。

 

「要介護」とまではいかないけれど、
日常生活の一部に介助が求められる状態のことを要支援というのです。

 

要支援状態が進行すると要介護になります。

 

近年では、要支援が要介護にならないような介護予防サービスを提供することも、
介護の一部と考えられているのです。

 

病気は予防が大切といいますが、介護においてもそれは同じです。
老いという問題には誰しも直面します。
しかし、それを遅らせて少しでも日常生活を快適に過ごせるような工夫が、
介護の新たな側面なのです。

 

介護ビジネスという言葉が表れて久しい現代において、予防介護も大きな市場の1つです。
これから介護ビジネスで起業しようと考えている方は、予防介護に注目しましょう。

 

介護事業で成功するには、他とは違った独自のサービスが不可欠になります。
介護保険の適用外であっても、
需要あるサービスを提供すればビジネスとして成立するのです。

 

そこで今回は、予防介護の種類や意義、
保険適用外のサービス例についてご紹介します。

 

 

介護予防が目指すもの

介護保険制度は、高齢者が生きやすい社会を形成するために生まれました。

 

その発展として、介護予防は大きな意味を持っています。

 

老いとともに訪れる身体の衰えを少しでも遅らせることが出来れば、
自分のやりたいことや生きがいとしているものを心行くまで楽しめます。

 

ただ生きるのではなく、生活そのものの質を向上させる。
これが介護予防の理念です。

 

要支援と判定された介護利用者は、
様々な種類のサービスを受けることが出来ます。

 

自宅でサービスを受ける訪問介護の場合から見ていきましょう。

 

訪問介護を受ける方は、なるべく自宅で暮らしたいという思いを持っています。
そんな方々に対して、
健康な身体の保つためにどのようなことをした良いかを指導するのが、
介護予防居宅療養管理指導になります。

 

歯科衛生士や管理栄養士といった資格を持っている人が行えるため、
開業してこのサービスを提供したいと考えているなら、資格保持者を雇い入れましょう。

 

食事や排泄が困難なときに利用してもらうのが介護予防訪問介護です。
代行というよりも、援助という形で要介護状態になるのを予防していきます。

 

看護師が事業所にいる場合は、介護予防訪問看護というサービスを提供出来ます。
疾患等に悩まされている利用者を訪問し、
世話や療養のポイントをアドバイスするというものです。

 

日常生活をより快適にするための訓練がしたい。
そんな利用者には、介護予防訪問リハビリテーションを勧めてみましょう。

 

ただし、理学療法士や言語聴覚士といった資格を持っていなければ
実施不可能なので注意してください。

 

 

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